会社設立4 ~目的~

仕事柄多くの会社設立相談をいただいているが、起業したい、独立開業したい、という理由は人それぞれで同じということがない。
ただ、成功する方は目的や目標がしっかりしてるのは確かである。
そして最初は一点集中で始めている。
では、会社の目的は一点集中で記載すれば良いだろうか。

まず少なくとも許認可事業の場合は、具体的に業務を記載しなければならない。
そうしないと許認可が取れないのである。

例えば建設業や宅地建物取引業であれば、それを記載していかなければ許認可が取れないのである。
「商業」などの文言でも登記は可能だが許認可は別問題で、「土木工事業」といったように具体的に業務を書かなければならない。
あとで泣きを見ないように、許認可だけは気をつけなければならない。

他はそれほど厳密なものはないが、これから始める事業だけにするのか、将来行うであろう事業を含めるのか、についてはよく検討する必要がある。

どちらにするかについては、少なくとも考え方が2つある。
1つは登記費用を考え最初から目的を書けるだけ書いてしまうというもので、も1つはあとで追加や変更が可能(ただし費用はかかる)だから必要最小限で記載してイメージ作りを優先するというものである。

これらは、どちらが良いとは一概にはいえないが、一つの判断基準として金融機関の融資を受けるか否かがあるだろう。
融資を受けるなら後者がお勧めである。
個人的には、あまり色々書かれ過ぎている会社と取引は怖いと感じるので、あまり多くは書かない方が良いだろうと思われる。

関連記事