ビジネスコンサルティング

 

ビジネスコンサルティング

ビジネスコンサルティングは、ジャパン事業法務事務所のメインコンテンツの一つといっても過言ではないでしょう。
当事務所では経営企画や法務を中心としたビジネスコンサルティングを行っています。
主なものは以下の通りです。

・事業計画
・知財戦略
・法務相談
・経営企画
・資本政策
・マネジメントシステム
・その他経営・法務全般

ご覧のとおり、経営そのものもコンサルティングさせていただきます。
ジャパン事業法務事務所のコンサルタントは、学術団体に所属し、経営学を日々研鑽しております。
安心してご相談ください。


小売業の場合

当事務所は比較的小売業を得意としているので、以下小売業について述べたいと思います。

小売業は、非常に栄枯盛衰の激しい業界です。

以前は花形だったデパートはすでに業界の主役ではなく、GMSやディスカウントにそれを奪われています。
そのGMSも、30年前に売上No.1だったダイエーはすでになく、経常利益No.1だったイトーヨーカドーも出身会社のセブンイレブン(正確にはセブン&アイホールディングス)に吸収されてしまいました。
一方その当時、ジャスコ、ヤマダ、マツモトキヨシ、ユニクロといった現在のトップグループ企業は全国に名を知られた企業ではありませんでした。
金融や製造業などと比較すると、非常に改廃の激しい業界といえるでしょう。

これは、この後30年後はまた違う企業が可能性が高いということを意味します。
つまり、参入・拡大のチャンスも失敗の危険も非常に高い業界なのです。

このような業界だからこそ、コンサルタントが必要です。
価格の全てという時代は終わり、付加価値創造の時代に入るであろう小売・流通業で生き延びるためには、そのような眼を持つ経営者の懐刀が必要なのです。

小売業、ネットショップは価格が全てなのか?

小売業、ネットショップは価格が全てだと一般に思われがちですが、上述のとおり、すでにそれは過去のことです。
これからは、正当な商品を正当な価格で、高い満足を与えて販売することがより評価されるようになるでしょう。

これまで、小売業のみならず、際限のない価格競争により肉を切らせて骨まで断ってしまう狂気の競争が繰り広げられていました。
その結果、商品の安全性を損なう企業や従業員、取引先を虐げる企業、いわゆるブラック企業が続出し、社会の健全性まで損なってしまいました。
ここへきて、この現状が見直されてきているのが最近の流れだと思われます。

商品には、基本的な機能の他に安全性や満足感など、付加価値創造において必要となる要素がいくつかあります。
これまでは、基本的な機能の一部しか評価されずに商品が購入されていたが、ここへきて消費者がそれ以外の要素にも目を向けるようになり、状況に変化が見えるようになってきました。
ここも参入のチャンスの一つでしょう。

ネット販売は簡単なのか?

自社サイトや楽天、YAHOO!、Amazon等、インターネットを利用したネット通販ビジネス、いわゆるネットショップが非常に増えてきています。
これを専門としている小売業者もおり、中にはかなり大規模な会社に成長した企業もあるようです。
低資本で始めて成功する例もあり、参入者が多く、アメリカンドリームならぬインターネットドリームという感じにも見受けられます。
そのため、猫も杓子もネットショップという風潮があるのは否めません。

そんなネットショップですが、本当にそんなに簡単にいくのでしょうか。


実際のところ、ネットショップで収益をあげるのはそんなに簡単ではありません。
ネットショップは、実際に商品や土地建物が手元になくても開業できることから、小資本で始められて非常に簡単だというイメージを持たれがちです。
実際、参入は簡単で、リアル店舗に比べれば、はるかに小資本で参入できます。

しかし参入が簡単ということは、競合も多いのです。
その上、ネットの世界という同じところに全ての店舗が集まってしまうというため地域密着が利きにくいため、大手の一人勝ちにもなりやすいという性格もあります。

また、SEOも重要です。
同じネットの中に全ての店舗が集まるため、自店を知ってもらうのが容易ではありません。
多くの失敗者が見誤ったように、適当にサーバーを借りてHPを作成、商品写真を並べれば放っておいても商品が売れるという世界ではないのです。
あなたならまずどこを調べる?
そう考えれば解るはずです。

つまるところ、ネットショップによるネット通販ビジネスは、参入も容易だが撤退も容易い世界なのです。
それなりの覚悟と事業計画がなければ、参入してもすぐに撤退しなければならなくなるでしょう。

逆に、成功すれば既存の業界をひっくり返すことも可能です。
早い話、多少の性格の違いはあるものの、実店舗となんら変わるところはないのです。

小売業は生活提案

実は、小売業は物を右から左へ運ぶビジネスではありません。
生活を提案するビジネスです。
それこそがどこにでもある商品を販売する小売業にとって究極の差別化要素だからです。
それ故商品は、収益源であるとともに生活を提案する上でのツールだともいえるのです。


しかし、それを理解している小売業者はあまり多くないようです。
だから競合企業が出てきてしまうのです。
同じ物を販売するだけなら誰にでも同じことができます。
それ以外に価値があるから顧客は自社から購入するのです。

非常に難しいミッションではありますが、これからの小売業は生活提案力がないと生き残っていけません。
全てAmazonに飲み込まれてしまうでしょう。

逆にこれができればビッグビジネスも夢ではありません。
小売業は企業の成長も速いのですから。